たまに出させて頂いております、大将です。
いつもは女将のブログをお聴きくださいましてありがとうございます。
本日はお礼の投稿をさせていただきます。
本日、無事に再興から10年が経ちました。
2011年の火災の折には、多くの皆様にご心配頂き、大変なご厚情を賜りました。
また、同業はじめお取引のある関係者の皆様にもお励ましを頂きました。
この10年もいろいろな事があり、女将や兄弟、家族、スタッフに支えてもらいながら、なんとか辿り着いた感も否めません。
市場の様子も様変わりし、更にコロナ禍の影響は大きく、伝統産業にとっては、今まで無い、厳しい時代となっております。
しかしながら、できる事から少しずつ環境改善に努めております。
アフターコロナの折には、また、店内にあるギャラリー燈庵を利用して、様々なイベントを通して情報発信ができたらと考えております。
26歳の時、先代が脳溢血を患い、そこから跡を継いで33年。紆余曲折、本人的にはジェットコースターに乗ったような思いでおりました。
生まれ変わった10年前を契機に大切に「継続」という事を念頭において努めてまいりました。
これから先、また、どのようになっていくのか、大きな潮流にはかなわないけれども、小さいからこそできる事を模索して、努めながら、続けていきたいと思います。
本日までお支えいただきました、全ての皆様に心より感謝申し上げます。
また、いつでもご来店頂ければ幸いです。

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